WorkLinkの保育士転職情報まとめ!|保育園を辞めたいと思ったら必読のページ

WorkLinkの保育士転職情報まとめ!|保育園を辞めたいと思ったら必読のページ

このサイト「WorkLink保育」は保育士さんの転職を支援する情報を発信するためのサイトです。

保育士不足の現在では、保育士さんの転職は簡単にできますが、単に転職できるかどうかではなく「成功する転職・失敗しない転職」となると、話は変わってきます。

このサイトでは、保育園の経営・人事の部署に10年勤め、職業紹介責任者(転職エージェント)の資格も持つ私が保育士さんの成功する転職・失敗しない転職を支援する為に情報を発信しています。

この度、WorkLink保育ページ数が100を超えてしまいましたので、総まとめのページを作りました。

保育士の転職についての総まとめですので、猛烈に長くなっていますから、目次を活用してださいね。

保育園を辞めたいと思ったら

辞めたいと言う時はどんな時でしょうか?

結婚・妊娠・出産でしょうか。引越?実家に帰らなければならない?それとも、ストレス回避でしょうか?

様々な理由があると思いますが、今の保育園を辞めて別の保育園に転職したいと思っても、転職を成功させるためには確認しなければならないことが沢山あります。

事前のリサーチなしに転職活動をすると失敗してしまいます。転職を成功させるためには、ザックリとでも良いので、勉強は欠かせません。

保育士の転職事情

採用状況

東京は特に保育士不足が深刻ですので、転職自体に苦労することはありません。よっぽどのことが無い限り不採用が連発することは、まずありません。

実際、面接前から採用されることが決まってるなんてこともあります。

求人倍率

東京都では2017年10月の保育士の有効求人倍率(原数値)は6倍とトンデモナイ数字になっています。

これは6社もしくは6園が1人の保育士を奪い合っているということです。

「誰でも良いから来てくれ~!」と思っている園も多数あります。

私が保育士さんを紹介する際、保育園にどんな人を欲しているかを確認するんですが、「資格があれば誰でも」という保育園は少なくありません。

保育士不足の理由

保育士が不足しているのは、待機児童が急激に増えたために保育園を大量に作っているからです。

昔は今よりも保育士の給料は遥かに安かったですが、保育士不足は今の様な深刻さではありませんでした。

しかし、保育士不足に陥ったため、行政は保育士の給与を上げて保育士の人気をあげようとしてます。

  1. 税収を上げるために女性を社会進出させたい!
  2. 女性の社会進出を促せば待機児童が増える。
  3. 待機児童が増えれば保育園が増える。
  4. 保育園が増えれば保育士が足りなくなる。

この流れは簡単に予想できたことで、本来は保育士不足にならないように対策すべきだったのですが、対策が後手に回っているため、なかなか解決できない状況が続いています。

予め保育園を大量に作っても、女性が社会進出しなかったら保育園が空きだらけになってしまいますので、「税金の無駄遣いだー!」と言わてしまいます。

大抵、行政の対応は遅くなるものです。

それに、都会では土地やテナントが空いていませんので、作ろうにも作れないという背景もあります。

行政がテキトーに保育園を増やしすぎても、保育の質がとてつもなく低い保育園が出来たりしてしまいますので、その防止も必要です。

保育士不足を受けて

6倍という恐ろしい求人倍率を誇る保育士を確保するのが困難なので、保育補助やパートを増やして何とか乗り越えようとしている保育園も多いです。

国は保育士試験を年2回にして保育士を増やそうとしています。

試験で受かった保育士さん達は実習やらを受けていませんので、即戦力としては実際は期待できませんが、人が居ないよりは良いでしょう。

よって、まだ資格を持っていない人や、パートでしか働きたくない保育士さんでも需要が非常に多い状況です。

もちろん、パート保育士は賞与(ボーナス)が無いので人件費の削減が出来るという保育園側のメリットがあるので、昔から結構多いです。正社員の保育士さんからすると、正社員を増やして欲しいところですけどね。

とは言え、結婚などを機にパートで働きたい保育士さんも、安心して仕事を探すことができます。

保育士の転職理由・退職理由

次に、他の保育士さんはどのような理由で転職しているか確認しましょう。

厚生労働省の調査によると以下の通りになっています。

  1. 給料が安い
  2. 職員が足りてない
  3. 事務・雑務・書類が多い
  4. 有給休暇等が取りづらい
  5. シフトが辛い(労働時間が長い)
  6. 人間関係が悪い

これらに加えて、「行事の準備がキツすぎる」とか「保護者対応が地獄」とか「保育方針が合わない」とか、一つの理由だけでなく色々な理由が合わさってしまったら、いよいよ転職したいと思うでしょう。

良い保育園に限ると、結婚や出産を機に辞める以外に離職はないというところもあります。

前述の通り日本が保育士不足であるということで、対策は色々と打たれていますが、もう少し解消に時間がかかります。

職員が足りていないことで、事務や雑務の役割分担が出来ず、一人あたりの保育士の仕事量や種類が多くなってしまいます。

事務や雑務は資格がなくてもOKの保育補助に任せたり、ちゃんとした役割分担が出来ていて保育園が機能的に動いていれば解決できることでもあるのですが、役割分担ができていない保育園が多いですね。

そして、保育士不足のために、有給休暇も取りづらくなってしまいます。単純に休まれると回らないからですよね。

また、ブラック保育園では、全員に有給休暇を取らせず、サービス残業もさせれば人件費が浮くと思って、ワザとやっているところもあります…。

しかし、この辺りは保育士不足が根本的な原因ですので、一個人が頑張って出来ることは、ワーク・ライフ・バランスが取れる保育園を探して転職することです。

給料が安い

給料が安いのは業界全体ですので、転職を繰り返せば給料が良くなるということはありません。

よって、純粋に給料が安いということを理由に転職するのはおすすめできません。結果的に他の園に移っても大差ないというオチになる可能性が高いです。

それでも、とにかく給料を上げたいという場合は、園長(施設長)になるか、ダブルワークをするしか方法がありません。

サービス残業

残業というのは、労働時間の後にしますので、疲れた体に鞭打って、更に働く訳ですよね。

その辛い残業時間に対して、報酬がゼロですよ?信じられませんよね。

保育士不足で困っているけど、人間関係がメチャメチャ良い保育園なら、たまにボランティアしたくなっても良いです。稀になら、本当の意味でサービスしてあげて良いと思います。

しかし、ブラック保育園は、洗脳やパワハラを駆使して、人件費を安く済まそうとしているのです。休憩がない保育園もそうですが、労働に相応しい対価を払わないのは違法です。

保育園の支出の殆どは人件費です。この人件費を違法に安くすれば儲かります。

儲かりますから、洗脳してでもパワハラしてでもタダで働かせたくなるのでしょう。

残業にも「残業」「朝残業」「持ち帰り残業」など、色々あります。残業の知識を身に着けて、サービス残業をさせられているようなら転職しましょう。

タダ働きなんてする必要はないのです。

人間関係

また、人間関係が悪いという理由で、退職を決意する保育士さんは多いです。

園長や主任、先輩が訳の分からない奴だった…という場合は転職すれば良いですが、今後の人生を考えて自分が人間関係をしっかりと構築できていたか?ということも振り返りましょう。

保育士のお悩み

保育士の悩みは沢山ありますよね。

これって違法じゃないの?残業代がでない!有休が取れない!◯◯ハラスメントを受けた!

保育士不足の今ですから転職は比較的容易ですので、ブラック保育園に勤めているなら、もちろん転職をおすすめします。

ただ、転職する前に、対処法があるかを確認してみるのも良いでしょう。違法性があれば、もしかすると一矢報いることが出来るかも知れません。

保育園と本気で法的に争うのは、時間の無駄になるのでオススメしませんが…。

ブラック保育園の見極め

業界全体が不遇なだけでなく、ブラック保育園は確かに存在します。

自分の園がブラックなのかどうか、転職希望先がブラックなのかどうか、そこが分かっていないと、転職が失敗に終わってしまいます。

自分の保育園がブラックじゃないのにブラック保育園と決めつけて転職し、本当のブラック保育園に行ってしまったら元も子もありません。

また、これまで一つの保育園にしか勤めたことが無い場合、つまり初めての転職の時は比較対象がないのでブラック保育園に捕まってしまう可能性が高まってしまいます。

ブラック保育園がどのようなものか、自分の園がブラックかどうか、転職先がブラックかどうか、ある程度は自分で見極められるようになっておきましょう。

詳しくまとめた記事があるので、一度読んでおきましょう。

転職時期

基本的に転職時期は年度替わりが多いです。

3月末で退職して、4月から新しい保育園にいくということですね。

やはり、クラス配置が決まる時から入っている方が保育園の流れに綺麗に乗れます。それに自分の担当するクラスの子ども達と変なタイミングで別れるのも悲しいです。

しかし、それぞれにメリット・デメリットがありますので、確認しておきましょう。

年度替わり

修了式や卒園式をしっかりと終え、全て片付けて心機一転して新しい保育園に始業式や入園式から参加するので、仕事面での問題はあまりありません。

しかし、年度末や年度初めはただでさえ大忙しです。

前の保育園の年度末の書類や行事を全て終わらせて、新年度準備も手伝うことになりますので、これだけでも大仕事です。

そこに年度初めの子どもが落ち着いていないパニックの時期に、新しい保育園の子供の名前も保護者の名前も職員の名前も物の場所も何も分からない状況で新しい保育園に飛び込まなければならないので、体力とメンタルに支障をきたす可能性があります。

体力やメンタルが弱い場合は、年度替わりの転職を敢えて避けるというのも一つの手ではあります

年度途中

年度替わりの転職は仕事面ではスムーズに行なえますが、体力やメンタルへの負担が大きいです。

年度途中であれば、子どもも落ち着き、保育の流れも固まって、安定したところに入ることが出来る可能性があります。

しかし、保育業界の通念上、年度途中で辞める人はどうしても評価が下がってしまいます。

「ウチの保育園でも年度途中で辞められるんじゃないか…」と思われる可能性があり、警戒心を抱かれる可能性があります。

よって、転職活動の際は、しっかりとした理由付けが必要になります。

ベストな転職時期

ベストはやはり年度替わりになりますしかし、体力やメンタルの管理が必要です。頑張りすぎて転職早々に体調を崩しては元も子もありません。

残った有給休暇を上手く使って、体調管理を行うのがベストです。

有休が取りやすい環境にあるなら、ある程度残しておいて、年度末に上手く消化しましょう。

しかし、ブラック企業が運営する保育園や、ブラック保育園に捕まってしまった場合は、心と体が壊されるかもしれません。そういう場合は、心と体が壊れる前に転職しましょう。

また、データで確認したら、ベストな転職活動の時期は1月・2月という結果になりました。

転職活動をする時期

年度途中の転職を決断した場合は、自分の状況に合わせてなるべく早く行うことが大事です。

しかし、有給休暇を上手く使いながら、体力やメンタルの管理をしつつ、年度替わりで転職する場合はいつ頃から転職活動をするのが良いでしょうか。

私がおすすめするのは、秋です。

流れとしては、以下の通り。

  1. 10~12月で転職サイトで探しはじめる
  2. 12月~1月で面接を2~3社受ける
  3. 1月に内定獲得
  4. 即園長や主任に退職を伝える
  5. 3月末で退職
  6. 4月に新天地

転職することを決めた場合は、早めの内定確保と早めの退職の意思を伝えることが重要です。

退職することを1ヶ月前に言えば良い保育園でも、1ヶ月前の時点で来年度の体制が万全という保育園は多くありません。

1ヶ月前に退職を申し出ても、新年度の体制に不安がある保育園の場合は、猛烈な引き止めにあう可能性があります。

妊娠・出産を機に転職

結婚を期に転職するのは特に問題ありませんが、妊娠や出産がキッカケで転職を検討することもあるでしょう。

その時に必ず事前に知っておいてほしいのが、産休・育休の制度です。

妊娠中の転職は大変ですし、育休が取れなくなってしまう場合もあります。育休で貰える給付金を取り逃してしまいますので、非常に勿体ありません。

もし体調が許すようでしたら、産育休を上手に使った方が良いです。

産育休の制度って、妊娠するまで意外と調べないものですが、妊娠してから調べ始めると体調管理と仕事との両立だけでも大変で、調べ物や申請も非常に多くとても忙しくなります。

産育休だけでなく、育休明けに時短勤務を認めることも法律で決められています。

育休後にも育児と仕事の両立が辛いくても、安易に転職せず時短勤務制度も利用して、バランスよく働けるか検討してみましょう。

時短勤務制度とは、1日8時間労働を1日6時間労働に短縮できる制度です。保育士さんは意外と時短勤務制度を知らない人も多いので、確認しましょう。

転職の際の注意点

転職する際は、退職する保育園への対策、転職活動中の対策、新しい保育園への対策と色々と勉強しておくべきことがあります。

円満退職

保育士不足の現状では、円満退職はなかなか難しいのが現状です。

理想は、辞める以外に選択肢がない状況で辞めることです。

結婚して県外に引っ越すとか、妊娠したので実家に戻るとか、親の介護があるので地元に戻るとか…

しかし、保育園の方針が合わないとか人間関係が合わないとか、査定が気に入らなかったとか、色々な理由で転職を決意していると思います。

退職の際は、ほぼ間違いなく理由を聞かれるので、理由によっては円満退職を諦めた方がスッキリするかも知れません。

何でも自分の都合のいいようにことを運ぶのは難しいものです…。

引き止め対策

保育士不足の現状では、とにかく転職を阻止することが、園長や主任の大きな仕事の一つとなってしまっています。また、新年度の体制が不安な状況ですと、尚更です。

例えば、退職を1ヶ月前に申し出るという規則の保育園は、規則通り1ヶ月前に言われても、残りの1ヶ月で補充できるか不安で仕方ありません。

ちなみに法的には引き継ぎなどがない人であれば、2週間前に申し出れば退職できることになっています。しかし、やはり円満退職や引き止め防止のためには、なるべく早く退職の意思を伝えることが重要です。

「あの子は、だいぶ前から辞める言ってたし、今更引き止められないよなぁ…」という状況を作り出しましょう。

また、辞める理由については、出来るだけ引き止められない理由を言うべきです。ちょっと嘘ついてもOKです。

そして、引き止め防止に最も必要なのは、「次の保育園が既に決まっている」ことです。何を言われても、「次が決まってますので…」で乗り切ることが出来ます。

有給休暇の消化

普通に働いていれば、有給休暇は当然に貰える権利があります。

人によっては上手く消化出来ていない人も多いのではないでしょうか?

人手不足だから休みづらいとか、単に空気的に取りづらいとかあるかも知れません。

転職しようと思った時、もし有休を残しているようなら、出来る限り全て使いましょう。

使い方としては、転職時期のところでも述べたように、転職前後の体力とメンタルへの負担軽減のために使いましょう。

しかし、保育園側にも「時季変更権」という権利がありますので、有休を100%保育士から指定された日に与えなければならない訳ではありません。

早くから退職の意思を伝え、早くから有給休暇の取得の計画を立てて、上手く消化していきましょう。

有給休暇についてまとめた記事があるので有給休暇について知識が不足している保育士さんや、転職の際の有給消化に不安がある人は読んでおきましょう。

求人票の罠

求人票とは、転職サイトやホームページに書いてある、労働条件や給与、待遇をまとめられているものです。

転職サイトには文字数制限があったり、細かいところは面接で説明しようと考え簡単にしか書いていないこともあります。

都合の悪いことを黙ってワザと説明しないところも…

もちろん、サイトに文字数制限があって記載できないパターンもありますので、求人票だけが全てとは思わず、気になることはしっかり事前に確認しましょう。

転職エージェントを使う場合は、代わりに聞いてくれるので安心です。

履歴書

保育園の場合、一般的な企業に比べて履歴書の質はあまり問われません。

しかし、非常識な履歴書は問題です。また、もし少数の求人募集に転職希望者の応募が多くあった場合、ライバルに差をつけなければ採用を勝ち取れません。

あまり気にしすぎることはありませんが、履歴書の書き方もマスターしておきましょう。

履歴書の書き方について書いた記事ありますので、参考にしましょう。

面接

面接で気をつけることは沢山ありますが、重要なのは「基本マナー」「見た目」「話し方」の3点だけです。

特に、服装・髪型・表情など、見た目は特に重要です。

「面接は何を着ていけば良いですか?」みたいな非常識な質問はせず、スーツで行きましょう。

面接にスーツで来てほしくない保育園の場合は、事前に保育園側から通知されますので、言われていない限りスーツにしましょう。

また、見学もなるべくさせてもらい、園の雰囲気も確認しておきましょう

詳細は記事にまとめているので、読んでおきましょう。

志望動機

履歴書でも面接でも志望動機が必要になります。

保育士になった理由は沢山かけても、その保育園に行きたい理由はそんなに書けない…!

たしかに、給与や待遇、立地条件などを総合して比較したり消去法で転職先を選んでいる場合は、そんなに熱烈にその保育園に行きたいとは思っていない訳ですよね。

「見た感じ一番雰囲気が良いとこ。」とか、「面接受けてみて良い感じの園・園長だった。」とか、そういう理由で選んじゃう場合もありますよね。

保育園は山のようにありますし、全部の保育園を見ることは出来ませんが、履歴書や面接では「貴園のここに惚れました!」とばかりに熱烈さがあるべきです。

保育士不足なので、そんなに苦労せずとも内定は貰えると思いますが、せっかく面接を受けるんですから、受けた所は一応全部から内定を取っておきたいですよね。

保育士さんにとって意外と書くのが難しい志望動機もしっかり書きましょう。

コツは「自分のことと保育園のウリを融合させること」です。

詳細をまとめた記事がありますので、必ず読んでおきましょう。

転職サイト

転職サイトには2種類あり、「紹介型」と「掲載型」に分かれています。

紹介型

転職サイトが保育士を保育園に紹介して、入社したら保育園が紹介料を払うタイプです。

掲載型と紹介型を両方やっている転職サイトも多くあります。

紹介型は、転職エージェントさんが紹介してくれます。転職エージェントには色々な言い方があり、転職アドバイザーとか転職コンシェルジュとか転職コンサルタントとかがあります。

掲載型とは違い、求人広告を出していない保育園でも紹介してもらえる可能性がありますし、自分では聞きづらいことも代わりに聞いてくれたりするので、安心です。

しかし、人と人ですので、転職エージェントさんとの相性もあります。

紹介型サイトしか持っていない非公開求人があります。非公開求人という存在そのものを知らない保育士さんは、場合によっては損している可能性があります。

掲載型

保育園が転職サイトに掲載料を払って求人情報を掲載するタイプです。

掲載期間があったり、保育園の人事担当者の好みもありますので、転職サイトによって掲載されている保育園が違います。

よって、転職の際は、複数の転職サイトを見て探さなければなりません。

ただ、保育園は掲載するだけで費用を払っているので、急いで募集をしていることは確実ですから、採用もされやすいです。

転職サイトの違いと、メリット・デメリット、そして使い方はこちらの記事にまとめていますので、こちらも確認しておきましょう。

転職フェア

面接前に保育園の園長や人事担当の人を見れるので、時間があるなら利用しましょう。面接ではないので、聞きづらいことを聞くことも出来ます。

東京では毎月どこかで転職フェアをやっています。

大きく分けると2種類です。

  • 行政が主催する保育園の出展が無料の転職フェア
  • 企業が主催する保育園が出展料を支払う転職フェア

どちらが優れているということはありませんが、行政が行う無料の転職フェアは、参加する保育士さんが少なく、寂しい雰囲気のことが多いです。

行政は広告宣伝などをあまりしませんので、保育士さんをあまり集められないのです。

しかし、保育園側は保育士不足ですので、積極的に参加しています。

でも、行政主催の転職フェアが質が極端に低いということはありませんので、安心して利用して下さい。参加する保育士さんの数が少なくて、寂しい雰囲気なだけです。

転職先

保育園にも種類が沢山あります。

認可保育所・認証保育所・企業主導型保育施設・小規模保育施設など様々です。

公費・税金の投入割合や、待機児童解消のための事業別で分かれていますが、種類をある程度知っておくと転職の幅が広がります。

形態が違う保育園に転職するだけで凄く相性が良いことが分かり、長く勤められる場合もあります。

種類もしっかり確認して、転職の選択肢を増やしましょう。

パートとして転職

結婚・出産・育児・介護など、まだまだ女性が担うことが多いので、バリバリ働きたくてもパートとしてしか働けない人も多いです。

もちろん、育児などに集中したくて、パートがベストな働き方な人も多いでしょう。

しかし、労働時間・年収の壁・ライバルの多さなど、パートでの転職も色々と注意すべきことがあります。

保育士不足で採用されやすいとは言え、パートはみな同じような時間帯(9時~15時など)で働いたい人が多いのでパート保育士はライバルとの争いもあります。

パート保育士について必要な情報をまとめた記事がありますので、パートでの転職を希望する方は必ず読んでおきましょう。

保育士から転職(別の職種)

個人的には残念ですが、保育園以外に転職を希望する場合は、保育士資格を活かせる職場を確認しておきましょう。

また、全く資格を活用しない場合は転職は非常に大変です。

保育園以外で保育士の資格を活かせる職場

保育士の資格があるならもうご存知だと思いますが、保育園以外でも保育士を設置しなければならない施設は沢山あります。

乳児院や児童養護施設などの児童福祉施設ですね。これは資格を取る前に勉強する内容ですので、保育士さんなら誰でも知っていることですので省略します。

他に保育が出来る場所は、託児施設があるかどうかで変わりますが比較的多いのは、以下の3つが有力です。

  • 病院(特に産婦人科など)
  • テーマパーク
  • 商業施設

テーマパークはそんなに沢山あるわけではありませんし、商業施設には保育園が入っていることもありますので商業施設独自の保育施設を探すのは骨が折れる作業と思います。

また、保育園以外では企業側が紹介料が高い転職エージェントを使わないことも増えてきますので、自分で探すつもりで頑張りましょう。

王道から外れますが、収入第一と考える場合は、こちらの記事を収入の最大化の参考にしましょう。

事務やサービス業など

保育すらしたくないという場合ですが、事務やサービス業に転職する場合は、給料が下がる可能性が非常に高いです。

もし、給料が上がっても、月に50時間とか100時間と鬼のような残業が待っていることもあります。それに、ブラック企業の割合も、保育園よりも一般企業の方が多いです。

保育士は、国家資格なのに給与が安いと言われているだけで、資格の必要ない仕事より給料が安いということではありません。

また、一般企業は資格に守られない完全な実力社会ですので、仕事ができるか出来ないか、経験があるか、スキルがあるか、と厳しい判断を常にされます。

事務系は派遣社員との戦いにもなりますので、採用されることすら厳しい場合があります。

一般企業の場合、保育士さんは「ビジネスマナーを知らない」「パソコンのスキルがない」と思われています。保育の専門家ですので、他のスキルがある方がおかしいからです。

あなたは実際に、ビジネスマナーやパソコンスキルはありますか?もしないのなら、予め勉強して、厳しい採用面接などの対策をしておかないと採用すら勝ち取れません。

おすすめの転職サイト

掲載型や紹介型について、色々お話ししましたが、ぶっちゃけ一択です。

保育園の人事を長年務めた人事の私が、このサイトしか使わずに保育士を確保していたからです。

おすすめサイト▶▶

【目的別】保育士転職おすすめサイト

目的・用途に合わせて、転職サイトの特徴を分かった上で登録していますか?闇雲に登録してもあまりいい結果はでません。登録する転職サイトの規模や専門性を理解して登録しましょう。 ここでは、大手だけでなく、人間関係に強い転職サイトや事業所内保育所専門、上京者向けなど、目的別に使える転職サイトをまとめています。

保育記事まとめカテゴリの最新記事