保育園を辞めたいって言えない!?その悩み簡単に解決します。円満退職なんて無意味ですよ。

保育園を辞めたいって言えない!?その悩み簡単に解決します。円満退職なんて無意味ですよ。

過酷な労働環境、酷い人間関係、割に合わない給料…。

辞めたいと思う気持ちが日々募っていると思います。しかし、「今の状況では中々言い出せない…。」と思ってしまいますよね。

今回は、保育園に辞めたいと言えない保育士さんに向けて、辞めると言い出すためのアドバイスです。

実は、円満退職を諦めれば簡単なことです。保育士不足は日本の社会問題ですが、何も貴女が背負う必要はありません。

というのも、保育園には、ちゃんと辞めるための決まりが定められていますよね?むしろ、終身雇用なんて考え方が無いと思います。

今回の記事では、みんなが辞めたいのに言えない理由から、辞めても問題ない理由、円満退職を気にしてはいけない理由、辞めるための方法やタイミングについてお話します。辞めたいと思っているのに言い出せないと悩むのは終わりです。

はじめに

貴女も分かっていると思いますが、保育園を辞めたいと思ったら辞めて良いんです。

終身雇用を保証している訳でもないのに、辞めるなって言ってっくる保育園の方がおかしいんですよ。

だって、貴女が辛いのは貴女のせいですか?何もなく貴女が一人で勝手にいきなり辞めたくなったんですか?

違いますよね。貴女が辞めたくなる状況を作ったのは保育園側ですよね。

今の状況を考えると言いづらいのは分かりますけど、そんなに気にする必要はありません。保育士を補充するのも上司や保育園の仕事なんですから。

保育園を辞めたいと言えない理由

保育園を辞めたいと思っているのに言い出せない。一般企業でも確かに言い出せないという人は多いです。

貴女は貴女なので他の人のことを気にする必要は無いのですが、一応、みんながどうして言えないと思っているのかを確認しましょう。

あからさまに保育園が不足

「配置基準のギリギリしか保育士がいない。ここで私が辞めたら残された保育士や子どもが大変なことになりそう…。」

保育園によっては、表面上は配置基準を満たしているフリをして実際は満たしていないこともあるご時世です。保育士不足になれば、当然一人あたりの負担が増えます。保育園の仕事の量は変わりませんからね。

そこで更に辞めるというのは確かに気が引けますよね。

日本も保育士不足

行政(国や都道府県・市区)も保育士不足については必死に色々な対策を打っています。

しかし、まだまだ保育士不足が解消するには時間がかかりそうです。これは、保育園が頑張っても解決できない問題です。もちろん、保育士が個人で頑張っても解決できません。

日本そのものが保育士不足なのに、保育園を辞めてしまったら、次の保育士が補充できず、残された保育士や子どもが大変なことになりそうですよね。

嫌味や文句を言われそう

特に年度途中であったり、人手不足って分かっていながら退職すると言うと、保育園の同僚や上司から文句を言われそうですよね。

また引き止められて、辞めないために相談のると言われても、本質を解決してくれず表面的な対策しかしてくれません。

例えば、クラスリーダーと合わないと言っても、「クラスリーダーに注意しておくからもう少し様子見て」とか言われて終わり…などですね。

家族に相談しても、「仕事はそんなにポンポン辞めるものではない」と理解してもらえないかも知れません。

こういう状況が予想されると、中々一歩踏み出す勇気が出ませんよね。

ちょっと詐欺みたいになっちゃう

クラスリーダーになった。主任になった。園長になった。

大なり小なり責任者になったのであれば、やはり責任があります。契約とか法律は置いておいて、アッサリ投げ出すのは良くありませんね。

頼まれてだろうと、自主的にだろうと、「やる」と言ったのなら、せめてその年度間は頑張った方が良いでしょう。

約束したのに辞めると言い出してしまうと、「詐欺だ!」とか言われそうで怖いですよね。

でも、もし、保育園や上司が何の引き継ぎもせず、マニュアルもなく、サポート体制が整っていない、メチャクチャな経営体制だったら別です。

単に奴隷の用に働く人を探して、貴女が園長ならまだしも、そうでないのに「責任者が簡単に辞めるな!」と言って辞めさせないように追い込んでいるのかも…。

まさにブラックです。

保育園を辞めて問題ない理由

保育園を辞めることは何ら問題ありません。

人事部長を10年やってきた私からすると、いきなり辞められたら確かにキツイです。でも、人事部長を10年やったからこそ思います。保育士が辞めるのは保育園の運営側の責任だと。雇ったのも辞められたのも保育園側に責任があります。

特に優秀な保育士が辞める時は反省していました。そういう所から一生懸命改善して、離職率を下げるように制度などを必死に整備していきました。

本当に保育士のことを考えている保育園ならば、私のように自分(運営側)に責任があると思うものなんです。

辞めるための規則がある

まず、就業規則に「退職する場合は◯ヶ月前に書面にて申し出ること。」などの規定があります。その規定に沿って辞めて、問題ある訳がありませんよね

もちろん年度替わりには退職の意向を確認するアンケートを取ることもあると思いますが、それもあくまでアンケートなんですよね。

そのアンケートに「退職しない」と書いても、辞めたらいけないということにはなりません。

雇用契約書にも似たようなことが書いてあると思います。退職するなら◯ヶ月前と。

つまり、保育園側は、その約束をちゃんと守ってくれれば良いと自分で言っている訳です。その約束を守っているのに、文句を言われる筋合いはありません。

ただし、年度途中は認めないとか、3ヶ月以上前に申し出ろという決まりがあっても、普通の保育士なら法的拘束力はありません。

あまりにもムチャクチャな決まりは、相手にしなくてOKです。

辞めるための法律がある

法的にも「退職するなら2週間前に申し出れば良い(民法627条)」となっています。労働者は奴隷じゃないんですから、辞められないなんてことはありません。

もちろんこれは、期間の定めのない、引き継ぎ業務などのない人の話です。責任者でも2週間でポイッと辞めていいなんてことはありません。

ただ、どっちにしても、基本的に法律(特に民法)は揉めた時に出てくるものです。いきなり法律を持ち出して、喧嘩をふっかける必要はありませんし、トラブルになって余計なストレスを受けてしまいます

法律の専門家でもないのに、ネットで調べた情報や人から聞いた噂を元に法律を持ち出すと、返り討ちにあうことが多いんですよ。

よってここでは、辞めたいと言った時に、もし保育園がイチャモンつけてきた時に法律の話をする程度に思っておきましょう。

子どものこと

自分が育ててきた子どもたちが、自分が辞めたらどうなるのかも気になってしまいますよね。

確かに、大人の都合で、子どもたちに被害が出るのは避けなければなりません。

しかし、だからといって頑張りすぎて、体を壊してしまったら、結局は迷惑がかかります

更に、うつになって次で働く気力もなくなってしまったら、元も子もありません。

貴女の転職先にも貴女を待っている子どもがいるのです。


円満退職する必要が全く無い

円満退職を気にしてはいけません。まず、良い保育園なら、変な辞め方さえしなければ、自然と円満退職になるんです。

それなのに、保育士側が円満退職をするために気を使わないといけない…?それって、その保育園は良い保育園ではないってことですよ。

保育園も永遠に勤めると思ってない

昔、保育士が余っていた時がどうだったか知ってますか?もう「お前の代わりはいくらでも居るんだぞ」って感じでした。給料が安くても応募が沢山ありました。

でも、今は保育士様って感じで、逆転しています。それでも、どこの保育園も終身雇用とかを売りにしてませんよね。

保育園側がそのうち辞めると想定しているんです。そのくせ、都合のいい時だけ引き止めてきている訳です。

そんな保育園相手に、円満退職を目指すのは止めたほうが良いですよ。

少しの我慢は必要になってしまう

円満退職を目指すのは、気持ちよくやめたいからです。辞めると申し出た後、みんなの態度の変化も気になりますよね。

「どうせ辞めるんだろ…」と悪態をついてくる上司もいるかも知れません。

ただ、辞めると決まってから元気に働き始める人もいます。確かにそれはちょっとムカつく気持ちは分かりますよね。辞めるのが決まってから、変に爪痕を残そうとしたり、異様に元気になるのは止めた方が良いでしょう。

でも、辞めると決まっているので、次が良い保育園だと信じて、残りの期間は無難に過ごしましょう。

自分の体調が第一

保育士は完全に体が資本の職業です。

常に結構なストレスを受けながら働いています。もちろんストレスが全く無い仕事は存在しませんので、ストレスと受けることと、ストレス発散のバランスを取ることが一番重要です。

ストレスで体を壊すのだけは絶対に避けましょう。辞めたいと言い出せずに我慢したり、円満退職を目指したりして、ストレスを受けすぎて体を壊すことだけは絶対に避けなければなりません。

私も「ギリギリまで我慢しようと思っていたら、既に体を壊してしまっていた」という保育士を何人か見てきました。

変な辞め方だけ気をつけて

運動会の直前に辞めるとか、年度始まった瞬間辞めるとか、同僚に保育園の愚痴を言いふらしまくって辞めるとか、こういう辞め方は避けましょう。

普通に辞めることに比べて、圧倒的にトラブルを発生させる原因になります。

トラブルになっても保育園側が悪いという状況を作っておくことをオススメします。

保育園を辞めるタイミング

先程言ったような、大きい行事の前や年度初めなどはあまりオススメはしていませんが、そこは自分の心身の次第次第です。

年度末

大抵の場合は、最も入れ替わりが多いタイミングですので、言いやすい時期ですよね。

特に心身の状態が悪くないなら、一般的にはこのタイミングで辞めるのがベストです。

ただし、注意点を1つ

入れ替わりが激しい時期なので、今の保育園があまりにも入れ替わりが激しすぎる場合、猛烈な引き止めにあってしまう可能性があります。

数人辞めるという場合、その人の能力にもよりますが、辞めると伝えるが遅ければ遅いほど、引き止めが強くなります。「あの人も、この人の辞めるのに貴女まで辞めるの…?」という感じです。

園長達も新年度に万全の体制で迎えられるかどうかの不安から、八つ当たりしてしまう可能性もあります。

よって、年度末に辞める場合は、できるだけ早く退職の意思と、更に辞めるのが避けられないと伝えましょう。

年度替わりは、辞める人も多いですが、入社する人も多いです。園長たちは保育士が足りている保証が欲しいだけなので、保育士側があまり気にする必要はありません。

年度途中

年度途中の退職は、原則、引き止めに遭うと思ったほうが良いでしょう。

園長や人事も、年度途中に保育士を確保できるか分からないという不安が、年度替わりの時よりも強いからです。

ただし、何度も言いますが、自分の体が最優先。あの手この手で行われる引き止めに、屈しないようにしましょう。

とはいえ、保育士は今は流動的です。貴女が年度途中に辞めたとしても、年度途中に他の園に就職するように、いつの時期でも確保が出来ます。

年度途中の場合は、大きい行事などが無い時期や終わってからであれば、問題ありません。

おまけ:引き止め防止テク

引き止めを防止するためのテクニックとしては、相手の要求を聞いてから自分の要求を通すというテクニックが使えます。

退職したいと伝えて、引き止められた場合に、保育園側のお願いを1つ聞いてあげるのです。

例えば「辞めたい→運動会もあるのに!?→じゃあ運動会が終わるまで居ます。」みたいな感じです。何も考えずに相手の要求を聞くのは辛いですが、この流れを予め想定しておけば、そこまで辛くありません。

ただし、「次の人が見つかったら」という要求は断って下さいね。この要求を飲んだのに、実は保育園側が次の人を大して探していなかった…なんて場合もありますので。

保育園を辞める方法

保育園を辞めると言い出せない保育士さんは、自分を転職せざるを得ない状況に置くことと、保育園にごちゃごちゃ言われないようにちゃんとしておくことが重要です。

転職の基本

次を見つけてから辞めること。

これで貴女は転職せざるを得ない状況になりますよね。それに、先に辞めてから転職活動を始めたら、意外と時間がかかってしまうこともあります。そうなると生活ができません。

転職先には、「採用をもらったら辞めると伝えるので、入社時期は◯ヶ月後になる」とちゃんと伝えていれば、合わせてくれます。

面接で緊張してしまう保育士さんは、転職エージェントを使うなどして、ちゃんと対応しましょう。

エージェントを使ったことない保育士さんはコチラを確認して下さい。

参考記事▶▶保育士の転職方法|人材紹介(転職エージェント)の使い方

上司に相談・申出

次に、上司に相談…というか申し出ます。

辞めるのを匂わすために、ワザと一度相談するという手もありますが、結局引き止めに遭うだけ…という可能性もあります。

上司の人柄に応じて、一度相談するか、いきなり退職を申し出るか臨機応変に判断するのが良いでしょう。

突き詰めると、口頭でも辞めると伝えていれば、一応OKなのですが、言った言わない問題になると面倒なので、次で説明する書面で伝えるのが無難です。

退職願と退職届

「退職届は非常識!退職願が正解だ!」と言う話もありますが、別にそんな決まりはありません。

退職願は相談前提。退職届は退職日確定。ちゃんとそれぞれ意味があります。

退職願は、「退職したいと思っていますが、良いですか?」とお願いしている書類です。「」ですからね

会社の規模や文化によっては必要になることもありますが、辞める日程が決まっているなら、本来必要のない書類です。

退職届は、退職の意志も日程も決まっている時に出すものです。口頭の言った言わない問題を避けるために、「私はこの日に退職を申し出ましたよ!」と書面で伝えるというのが、この退職届の最大の存在理由です。

退職願は、退職日は相談後に決めるという性質があるので、退職願だけだしてホッとしていたら後でトラブルになるかも知れませんので、退職届までしっかり出しましょう。

ちゃんと伝わっていれば口頭でも良いことですので、届でも願でも分かれば良いんですが、どうも変な知識に踊らされている人が多いので、無用なトラブルを避けるために、一応しっかりと届を出してこちらに非がない状況にしておきましょう。

おわり

なかなか読むのが大変だったと思いますが、ひとまずまとめておきましょう。

  • 自分の心身の状況を最優先しよう。限界まで頑張ろうとしても、気付いたことには既に限界を超えてしまっていることも多い。
  • 保育園が辞めるための規定を定めているのだから、それに従って文句を言われる筋合いがない。
  • 転職タイミングは自分の心身の状況を見て、大きい行事前などの変なタイミングだけは避けよう。
  • 次の転職先を先に決めてしまいましょう。
  • 退職届はちゃんと出しましょう。

今は保育士不足で、保育士さんが有利です。辞めたい時が辞め時!とも言えるでしょう。しかし、悪い保育園や、悪い上司は、保育士さんを洗脳したりして、辞めないように仕向けてくることがあります。

自分に自信がなくなったら、私でも転職エージェントさんでも良いので相談してみると良いですよ。

それでは、転職の成功を祈っています。

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