保育士不足の3大原因!|転職前に状況確認しよう。

保育士不足の3大原因!|転職前に状況確認しよう。

東京都では2017年10月の保育士の有効求人倍率は6倍とトンデモナイ数字になっています。

これは6社もしくは6園が1人の保育士を奪い合っているということです。

しかし、なぜこれほどまでに保育士不足なのでしょうか?転職を希望する保育士さんなら自分の置かれている状況を確認し、有利に転職活動を進めましょう。

保育士不足の原因

保育士不足の原因は様々です。社会的原因もありますし、ブラックや零細企業の経営する保育園が慢性的に人手不足ということもあります。保育士さんはそれを見極めて、自分が最も高く評価される保育園を選びましょう。

さて、保育士さんが気になるのは、自分たちに直接関係のあることですよね。社会的な原因は後半に書きます。

まずは、保育士不足の原因の1つである、保育士さんが保育士になりたくない(潜在保育士になってしまう)理由を3つご紹介します。

1.給与が安い(割に合わない)

給与が安い…というより割に合わないのが大きな原因です。これは社会の課題です。

給与が安いのは、以前は保育士不足が深刻ではなかったからです。

何事も需要と供給で価値が決まります。需要とは求められている数で、供給とは与えられる数ですね。

以前は待機児童が多くなく幼稚園の需要が多かったので、保育士不足は今のように大きくは叫ばれていませんでした。

女性の社会進出によって、急激に待機児童が増えたため、保育需要が高まり、保育士不足に陥りました。

競争社会においては、ここで保育士の給与が急激に高まり、適正な給与が決まります。

しかし、保育園の経営は運営費という公費(つまり、税金)で運営されており、その運営費は行政が決めます。行政は競争社会とは外れた存在で、慎重に対応するため、保育士の給与は未だに割に合わない状況が続いています。

保育士不足が深刻化し社会問題になっているため、保育士の給与はグングン上がっていますが、まだ保育士不足が解決するほどの水準には達していません。

よって、とにかく高給を目指すなら、保護者から超高額の保育料を取って、高額な給与を支払う完全な認可外の保育園を探す以外に道はありません。

ただ、皆さんは高額な給料を目指しているというより、割にあった給料を目指していると思います。

2.求められるスキルが多すぎる

仕事量が多すぎるとよく言います。

もちろん仕事量が多いことには間違いないのですが、それよりも注目すべきなのは仕事の種類の多さ、つまりあまりにも多様なスキルが必要だということだと思います。

子ども達の保育をするスキルや保育計画を実行するスキルだけでなく、絵のスキル、製作スキル、ピアノスキル、本を読むスキル、保育計画を作るスキル、行事の企画を作るスキル、歌のスキル、文章のスキル、保護者対応のスキル、食育のスキル、スポーツ指導のスキル、災害などの危機管理スキル…

上げればキリがないほどのスキルを身に着けなければなりません

これらを全て身につけて、余裕でこなせるようになる訳がありません。よって、保育士さん達は自分の身を削って頑張らざるを得なくなるのです。当然、全てをちゃんとやるには時間が足りません。

子どもが好きというモチベーションだけで、これだけのスキルを磨き続けるのは無理でしょう。

仮に給与が高くても、あまりにも仕事が多すぎて、保育士なんてやってられないと思う人が続出しています。

3.職場環境が悪い

保育士が不人気なのは

拘束時間(残業時間)

残業だけでなく、サービス残業・持ち帰りの仕事が未だに一定数存在しています。

サービス残業を発生させる理由は2つしかありません。

  • サービス残業をさせることで人件費を抑えるため。
  • 法定労働時間を書類上越えないように労働時間にカウントさせないため。

残業代は、月給を時給に換算し、それの1.25倍したものが残業の時給になります。

つまり、かなり割高です。これを払わなければ会社としては大きな人件費削減になります。

当然違法です。

また、労働時間と残業時間にもそれぞれ上限があります。その時間上限を超えられないため、時間上限を越えた分は残業してないことにするのです。

残業していないことにするので、残業代は支払えませんよね。

当然違法です。

人間関係

女性が多い職場が大変というのはよく聞く話です。

職場だけではなく女性が集まると、派閥が生まれ、場合によってはイジメもあります。

嫉妬、陰口、無視。

「職場で何をやってるんですか?」と言いたいです。

女性には感情的な人がやや多いということもあるでしょう。お局様の男性バージョンの言葉はありませんし。お局とは、意地悪で口うるさい勤続年数の長い女性社員のこと。

お局は居なくても、園長がそういう人だったらもう最悪です。

上に立つものは権力を振りかざすのではなく、自身の魅力で人を動かさなければなりません。何らかの圧力で従えるのは無能な上司です。

保育士同士で潰し合い、上司も無能。そうなると、保育士なんてやってられないと思ってしまいます。

保育士不足の原因:おまけ

ここまでは、保育士さん達に直接関係のある話でした。ここからは、保育士さん達には直接関係はありませんが、ぜひ知っておいて欲しい社会的な原因です。

保育士不足の原因は、女性の社会進出です。

女性の社会進出によって、保育園の需要が高まりました。(待機児童問題)

そのため、保育園がたくさん作られるようになり保育士が不足したのです。

そして、保育士が不足したことによって、保育士さんの負担は増大しています。

保育士が不足するということは、社会的に見ても、必然的に保育士一人あたりの仕事量が増えるということです。

保育士はどうしたら良いの?

保育士不足を解決するのは行政の力が無くては不可能です。

徐々にですが、改善の兆しが見えていますしかし、保育士さんは「今」辛い思いをしています

仮に給与がそれなりに改善されても、保育士の安月給なイメージが払拭されるまで、まだまだ時間がかかります。つまり、まだまだ保育士不足は続きます。

しかし、どうせなら、保育士不足のこの状況を利用して、ベストな転職を成功させてしまいましょう。

保育士不足で保育士は有利!より良い保育園を探そう

保育士不足だと叫ばれていますが、全ての保育園が保育士不足という訳ではありません。

高給ではなくても、サービス残業がなかったり、役割分担がしっかり出来ていて多様なスキルを求められなかったりと、ワーク・ライフ・バランス重視の保育園はあります。

今の保育園でじっと保育業界が良くなるのを待つのではなく、そういう良い保育園に移ってしまいましょう。

転職にも人それぞれ課題があると思います。当サイトではお悩み解決に役立つ記事や転職アドバイスなどを行っておりますので、どんどん利用して、転職を成功させちゃって下さい。

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総まとめページ(長いです)▶▶保育士転職の総まとめ

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