保育士のストレス原因はいつもの5つ|ストレス対策はどうしよう?

保育士のストレス原因はいつもの5つ|ストレス対策はどうしよう?

勤める保育園によっては、ストレスだらけで保育士さんがおかしくなってしまう可能性があります。

保育園のストレス原因は多岐にわたります。

よって、ストレスから逃げようとするのではなく、ストレスとの上手な付き合い方を覚えましょう。

どうしても耐えられないなら転職するしかありません。

今回は、保育園の経営・人事で10年、現在は保育園コンサルと転職エージェントとして活動している私が、”保育士のストレス”についてお話しします。



保育士のストレスの原因&対策

ストレスの原因は人によって異なります。

劣悪な労働環境、長すぎる拘束時間、安すぎる給与など、働基準法を丸っと無視する保育園の場合は、どんな人でも心身に異常をきたしますので、転職一択です。

しかし、ブラック保育園でない場合でも、人それぞれに辛いことがあります。

例えば、アナタが嫌いな先輩保育士がいても、他の人からするとそうでもなかったりしますよね。

本当に嫌な人は誰からも嫌われてますが。

さて、保育園には、ストレスの原因がだいたい5種類あります。

  1. 給料が安い
  2. 職場環境が悪い(職員不足などによる長時間労働や重労働)
  3. 給料未払い(サービス残業・持ち帰り業務などの不当な労働条件)
  4. 職員間の人間関係
  5. 保護者との人間関係

アナタはどれが一番辛いですか?

それぞれ見ていきましょう。

給料が安い

都内の保育園などは、昔から比べるとだいぶ保育士の給料は高くなりました。

しかし、まだまだ割にあってるとは言い難いです。

サービス残業がなくなり、しっかりと残業代が支払われ、持ち帰り業務に対しても残業代が出るなどすれば少しはマシですが、サービス残業や持ち帰り業務が沢山ある保育園もまだまだあります。

ただ、保育園の場合は、定員がありますので、収入の上限が決まっており、認可保育園は保護者から追加料金をあまり取れません。

つまり、保育園側も給与を上げたくても上げられない状況にあるんですね。

園の形態(認可・認証・認可外など)によって給料に差があります。認可外の方が安い傾向にありますね。

とはいえ、仮に一見給料が良い保育園に転職しても、サービス残業させられたら、タダ働きですから、結果マイナスです。

よって、給与だけを理由に転職するのはオススメできません。

給料だけでなく待遇全体を見て転職するべき。

職場環境が悪い(職員不足などによる長時間労働や重労働)

単に職場環境が悪いのは論外なんですが、保育士不足が原因で重労働になってしまう保育園が多いんですよね。

人手不足の業界はたくさんありますが、保育士不足は社会問題になるほどの深刻さです。

足りない保育士の穴は、今いる保育士が埋めるしかありません。

保育士確保失敗>今いる保育士が穴埋め>キツすぎて辞める>保育士確保失敗>今いる保育士が穴埋め>キツすぎて辞める>…

保育士確保が上手く出来ない保育園はずーーーっと人手不足になりますので、このような長時間労働・重労働から脱却できないスパイラルに陥るでしょう。

キツイ労働環境だと、どんなに良い人でも余裕がなくなりますので、結果的に人間関係も悪くなっちゃうんで、こういう保育園は未来がないですね。

保育士不足は深刻ですが、全ての保育園が人手不足な訳ではありません。

やはり、ちゃんとした経営とちゃんとした園長がいる保育園は、人手不足と無縁で上手く回っています。

経営者と事前に会えるか分かりませんが、園長とは事前に会えると思います。

そこで、転職する場合は、面接の前に見学をさせてもらい、園長と園の雰囲気を確認しましょう。

給料未払い(サービス残業・持ち帰り業務などの不当な労働条件)

「大変でも給料が貰えれば耐えられる…」という保育士さんも多く居ます。

ちゃんと残業代が出れば良いんですけどね…。

サービス残業って、給料未払いなんです。

残業や持ち帰り業務に報酬がないということは、労働に対して報酬が正しく支払われていないことになります。

違法ですので、ブラック保育園確定です。

タダ働きしてストレスを受けない人は皆無でしょうから、ブラック保育園からは脱出するしかありません。

ブラック経営って儲かるので、経営側もなかなか止められないんですよ。

そして、ブラック気質の経営者や園長は、変な精神論で洗脳してきますので、洗脳にかかる前に転職しなければ、ストレスがかかりすぎてうつ病や自律神経失調症などの精神病にかかってしまいます。

うつ病などの精神病は、一度なってしまうと治るまで時間がかかります。

「ブラックだけど子どものために…」とギリギリまで頑張ろうと思ってしまうかも知れませんが、ギリギリまで頑張った果てに病気になって何年もまともに働けないとなると、元も子もありません。

ブラックからは一刻も早く逃げましょう。

職員間の人間関係

「女性の職場」は、人間関係が悪いことの代名詞になっています。

保育場での人間関係の構築に失敗してしまったら、イジメなどのハラスメントを受けてしまいます。

それに、基本的に1年間同じチームで保育するので、嫌な人と当たると1年間ツラいのが確定していしまいます…。

また、最近の保育士は流動的です。

流動的というのは1年~数年で人が辞めて入れ替わっていくという意味ですが、そのため保育士って人が辞めることに慣れてしまうんですよね。

よって、残念ながら、”いじめて辞めさせる”事に抵抗がない保育士がいるのも事実です。

いじめによって退職する保育士が出てしまうと、先程の人手不足スパイラルに入ってしまいます。

いじめを放置する保育園は違法性がありますし、上司(園長や主任など)がいじめを行うという場合は、パワハラにあたりますので違法です。

人間関係のストレスを回避するには、仕事と割り切って淡々とこなすか、上手く立ち回って人間関係を構築するしかありません。

でも、人間関係はどこに行っても付き物。上手く人間関係を構築出来るように、自主的に上手く立ち回りましょう。

保護者との人間関係

毎日顔を合わせる保護者ですが、クレーマーやモンスターペアレンツがやはり居ます。

例えば、公園で遊んでいて靴下が破れたとして、普通の保護者は元気で何よりと思って終わりですが、クレーマーやモンスターペアレンツは「管理がなっていない弁償しろ」とか「誰かに破られたんじゃないか」とか「危険な場所で遊ばせてるんじゃないか」とか訳の分からんことを言ってきます。

私も、昔「どんぐりは食べられないから拾わせるな!」という訳のわからないクレーム対応したことがありますが、今では微笑ましい思い出です。

「食べ物しか拾わせるな」ってことでしょうけど、食べ物の方がより落ちてませんけどね。

これまた認可保育園の場合は、待機児童問題もあって、転園を繰り返す保護者は少ないので、何年も付き合わなければなりません。

ただ、クレーマーやモンスターペアレンツはどこの保育園にも居る可能性がありますし、転職しても完全に逃げられません。

それに、モンスターペアレンツは、保育園側の対応が悪かったことなどがキッカケで産まれてしまうこともあります。

保護者の対応は保育士の仕事の一つです。保護者対応を勉強する必要があります。

まずは保育士はストレス発散が大事

完全なストレスフリーが必ずしも良いとは限りません。状況や場合によってストレスがあることで、緊張感を持って働ける場合も多くあります。

どんな職場にも何かしらストレスがあります。

そもそも通勤の満員電車からストレスですしね。

様々なストレス原因がありますが、仕事と思って割り切って受け止め方を変えたり、職場以外で発散するなどして、保育園のストレスと付き合っていきましょう。

気分が乗らないからと家に引きこもるのは良くありません。ありきたりですが、こんなことをしてストレスを発散しましょう。

  • カラオケ
  • スポーツ
  • 彼氏とデートしたり、恋活・婚活をする
  • ペットを飼ってみる
  • インスタなどのSNSにハマってみる
  • 定期的に旅行に行く

私はネコを飼ってますし、温泉にも結構行きます。カラオケなんかは結構頻繁に行きますね。

私はSNSはそんなに好きではありませんが、SNSにハマってみると、美味しいものを食べに行こうとしたり素敵な場所を訪れようとして、ストレス発散には良いでしょうね。

しかし、複数のストレス原因が重なって身動きが取れなくなってしまった時は、転職を検討しましょう。

仕事でストレスを受けすぎるとプライベートに影響してきます。

仕事もプライベートも充実していないと、ストレス発散が出来ずにうつ病などの精神病に冒されてしまうリスクが高まります。

体を壊してしまうと、保育園を続けるどころか、転職することも困難になってしまいます。自分の体を何より大切にしましょうね。

頑張りすぎず肩の力を抜いて、自分の人生をちゃんと楽しみましょう。それが結果的に良い保育に繋がります。

ブラック保育園はすぐに退職して欲しい

ブラック保育園、ブラック企業って本当に消えて無くなって欲しいと思います。

しかし、ブラック保育園は簡単には無くなりません。

理由は、前述の通り”儲かるから”です。

そんな経営側の私利私欲に付き合ってあげる人がいるため、余計ブラックは無くならないんです。

ブラックを撲滅するためには、働かない・利用しないことが必要です。

ブラックを撲滅するためにも、ブラック保育園に当たった場合は、できるだけ早く退職して下さい。

おわりに|保育士が辞めたいと思うことは甘えじゃない

ストレスから逃げてばかりでは、どこの職場でも勤まりません。ストレスを上手く回避して発散して、長く勤められるようにしましょう。

簡単に仕事を辞めていては「甘えだ!」と言われてしまっても仕方ありません。

しかし、普通以上にストレスがかかることもある保育園から、普通のストレスがかかる保育園に移動するのは普通のことです。

誰でも良好な職場を探して転職する権利があります。

自分の幸せがあって初めて、他の人を幸せにする余裕が生まれるんですからね。

自分の幸せばっかり求めてたらダメ人間ですが、辛くて悩んでるんなら逃げるのも良い人生経験ですよ。

それでは、上手くストレスと付き合えるようになることを祈っております。

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