完全異業種へ!保育士からキャリアチェンジする際のおすすめルート

完全異業種へ!保育士からキャリアチェンジする際のおすすめルート

保育士資格を使わなくなるのは勿体無いとは思うけど、もうどうしても保育をやりたくない!

こういう場合、異業種に転職する訳ですが、保育士が保育士資格を使わない仕事に転職するのは結構厳しいです。

仮に事務員でも、保育経験者より事務員経験者の方が良いですし、事務員経験者でない場合でもパソコンが得意な人の方が採用されますからね。

試しに転職活動をしてみて、中々厳しそうなら、「保育士資格は使わないけど、保育士資格が採用にプラスに働く仕事を一回挟む」のが長期的に見たキャリアチェンジには有効です。

今回は、保育士が完全別業種に行くための、キャリアチェンジのおすすめルートのお話です。

保育士がいきなり異業種はキツイ

園長まで行っていれば、PCスキルやマネジメントスキルがあると判断してもらえることもありますが、普通の保育士が保育にカスリもしない異業種に行くのはキツイです。

理由は、保育のスキルしか無いと判断されるからですね。

もう保育士そのものを辞めたい!保育士から別業種へ転職する場合の候補6選」でも書いていますが、保育士資格を使わないということは、これまでの学校や仕事での経験を全く活かさない訳です。

新卒あるいはそれ以下の評価を受けることは避けられません。

それでも簡単に採用される場合は、社員使い捨てのブラックだったり、入社しても何のスキルも得られないような仕事だったりです。

保育園は、薄給で拘束時間が長くて辛いと思いますが、こういう企業の方が遥かに薄給です。

ただ、求人を出しても、応募が少ない小企業なら良いかも知れません。

もし貴女が30歳を超えているなら、園長を一度経験するのもアリだと思います。

保育園の園長(施設長)ってどんな仕事内容?出世を目指す保育士さんは要チェック!」で園長の仕事について書いていますので、一度チェックしてみて下さい。

保育士からのキャリアチェンジの基本

さて、普通の保育士しか経験がないならば、イキナリ他業種はキツイです。よって、一度、保育士資格が有利に働く仕事を挟むのが懸命です。

保育士からのキャリアチェンジの基本は、2手先を考えることです。

今の保育園を辞める → キャリアチェンジ用の仕事を挟む → 希望の業種へ転職

ということです。

結構長い道のりですが、今後の人生の選択肢を広げられるので、無駄にはならないと思いますよ。

保育士のキャリアチェンジおすすめルート

では、どの業種にキャリアチェンジしたいのか?を決めて下さい。

一般企業の事務系の仕事をしたいのか、営業系に行きたいのか、はたまたIT系に行きたいのか…。

さて、それでは具体的なルートを説明していきます。

保育士キャリアチェンジ【ステップ1】リクナビNEXTに登録

リクナビNEXTは一般企業に転職するなら登録は必須です。他にもマイナビ転職、en転職など、多数のサイトを使って探さなければなりませんが、登録まで必須なのはリクナビNEXTですね。

これは、求人数NO.1なのが大きいですが、企業からのスカウトもあり、更に転職エージェントからもスカウトもあるからです。

もしかしたら、貴女の自己PRなどを見て、イキナリ別業種からのスカウトがあるかも知れません。

求人数もNO.1なので、利用しないのは有り得ません。診断もありますので、一度やってみることをオススメします

もし、希望する職種が、医療・介護・福祉など業界がハッキリしているなら、そちら専門の転職サイトも合わせて確認しましょう。

一般企業に就職する場合は、複数の転職サイトを使うのは必須です。

▶︎リクナビNEXT

保育士キャリアチェンジ【ステップ2】応募先

リクナビNEXTなどの様々なサイトを使って業種を探していきますが、これから探すのは保育士の資格が有利に働くものの、保育士資格は必要ない仕事です。

そして、本当に希望の業種に行くための、繋ぎの転職になりますので、以下のような仕事を探しましょう。

◆保育士の資格で有利になるけど、保育士資格がいらない仕事

◯事務系ルート

  • 保育園の事務
  • 保育園を経営している会社(保育園本社)の事務

◯医療事務系ルート

  • クリニック医療事務(小児科・歯医者)

◯エージェントルート

  • 保育士専門転職エージェント

◯IT系ルート

  • 保育・子育て系アプリ開発会社
  • 保育・子育て系サイト運営会社
  • オマケ:個人ブログやサイトを立ち上げて副業

これは、保育士の資格は必要ないですが、保育士資格があれば採用確率が上がる仕事です。

これらを一度挟めば、次は保育と全く関係ない職場への転職が可能になります。

ただ、IT系は普通に転職するのはちょっと厳しいので、正社員ではなくライターや編集者として業務委託として使って貰うのもいいでしょう。

業務委託=フリーランスと思ってOKです。

いきなりフリーライターとして、転職どころか起業できちゃうかも知れません。いきなりIT系に行くなら、こういう方法でないと結構大変かも知れません。

また、オマケとして書いた個人で副業でブロクを始めて、コツコツ実績を積めば後々IT系に採用してもらえる可能性も出てきます。まあ、ブログも甘くないですけどね。

私くらいの記事を書く能力が身に付けば、使ってくれる会社はあります。

保育士キャリアチェンジ【ステップ3】書類選考&面接

保育園の転職と違い、一般企業は書類選考をガンガンやってます。

そして面接も、保育園の面接よりちゃんとしないと駄目です。

特に書類選考では、正しい書き方で履歴書や職務経歴書を書かないといけませんので、本気を出して下さい。志望動機や自己PRがより大事になってきます。

しかし、根本的には保育園と同じですので、まずはコチラの記事で勉強しておきましょう。

保育士キャリアチェンジ【ステップ4】保育園を退職

さて、採用されたら保育園を退職します。

もう保育園で働くことは無いかも知れませんので、思い残すことのないようにしておきましょう。

ただ、貴女は今後の自分の変化に浮かれてるかも知れませんが、保育園側はもちろんそんなこと関係ありません。

トラブルにならないように、注意しましょう。また、引き留めにもあうでしょうから、円満退職もあまり目指さないほうが良いです。

保育園の辞め方については、こちらの記事の後半に書いています。

おわり

今回のまとめ!

保育・子どもに関係ある仕事を一回挟んで、次に完全別業種に行く!

でした。

貴女が潜在保育士になるのは悲しいですが、保育士資格さえあればいつでも保育業界には戻れますし、今後の人生を考えて、一度はこういうチャレンジも良いかも知れませんね。

◆今回の合わせて読むべき記事と重要リンクまとめ

合わせて読む記事▶▶もう保育士そのものを辞めたい!保育士から別業種へ転職する場合の候補6選

合わせて読む記事▶▶保育園の園長(施設長)ってどんな仕事内容?出世を目指す保育士さんは要チェック!

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それでは良い転職を!



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