人手不足で保育園を「辞めたいのに辞められない時」の対処法|保育士の退職代行サービスのすすめ

人手不足で保育園を「辞めたいのに辞められない時」の対処法|保育士の退職代行サービスのすすめ

私のような図太い神経をしている人間でも、やはり退職する時は気を使います。

私は、正社員一回、バイト3回辞めた経験がありますが、バイトを辞める時も気を使いました。

しかし、どんな仕事でも辞められないということはありません。

実際、辞められないと思っているのは「アナタだけ」なんですよ。

今回は、保育園の経営・人事を10年やってきた私が、辞められない保育士のための辞め方についてお話しします。




保育園を辞めるなんて簡単です

退職届を出して有休消化して終わりです。

1ヶ月前に退職願を出して、20日くらい残っている有給休暇を全部使えば、退職届を出した後に園長や主任などの保育園の人に会うこともなく辞められます。

法律でも退職を阻止するなんて無理です。代わりの保育士を用意するのも、保育園の仕事の一つですからね。

一人でも辞めたら潰れるようなブラック保育園は、さっさと潰れた方が世の中のためです。

そんなことは分かってると思いますが、そういう退職行動を取れないのは何故でしょうか?

悪い言い方をすると自己満ですよね。

保育士の自己満で辞められなくなる

保育士の自己満で、辞められないという状況に陥ります。

自分の都合よく辞めたいのに、そうはいかないから、辞められないと思うんですよね。

  • 猛烈な引き止めが面倒・怖い
  • 良い人と思われたい(悪い人だと思われたくない)
  • あの子達が卒園するまで見たい
  • 自分を必要としてくれる園で働きたい
  • 辞めるまでの間、働きづらい

まあ、見事なまでに、自分の願望だけですよね。

でも、それは良いんです!自分のために働くのは当然のことです!

ただ、さっきは悪い言い方で自己満とか言いましたが、人手不足で辞められないからと、自分の本当の願望である「辞めたい」を我慢できるので、責任感が強いってことです。

そして自己満とは言いましたが、この願望を叶えられないのは、保育園のせいです。

退職するくらいで、こんなにストレスがかかるっておかしい話ですよ。

でも、辞める時などは、相手(保育園とか園長とか)の都合とぶつかります。

保育園とか園長の都合というのは、「新しい人を雇えないかも知れないから嫌だ」とか、「新しい人を育てなおすのが面倒」とかです。

自分と相手の都合がぶつかり合う場合、自分の都合を通すことが難しくなります。

ですので、保育園が環境を整えてくれないから辞められないとは言え、上の箇条書きの中のいくつかを諦めて、押し通らなければなりません

辞めたい時は、次の保育園を見つけるのが最初にすべきこと

行動できない人は、自分が行動しなくてもいい環境を作ってしまっています。

人間、今の生活を維持するという方向に向かいやすいんです。

そして、「今のままでもギリギリ大丈夫…」くらいの環境だと、人間はそれに適応してしまうんです。

だから、気が付いたら、心や体が壊れたり、お金が無くなってたりするんですね。

とにかく、行動したい時は「行動しなければならない環境」を作ることが最優先です。

辞めたいと思った時は、辞めなければならない環境を作るということです。

つまり、転職先を決めてしまって、そこの保育園の入社日までに何としても辞めなければならない状況を作るのです。

この、行動しなければならない環境を作るというのは、退職だけでなく、何か行動したい時の必須の考え方ですので、覚えておいた方が良いですよ。

もし、転職はおいといて、とにかく辞めたいという場合でも、後述する「退職代行」に登録するなどして、辞めないといけない環境に持っていきましょう。

先に転職先を決める時の注意点

次の保育園が決まれば「すぐ来てくれ!」となることも多いので、しっかりと「まだ今の保育園に退職の意思を伝えてない」と話しておきましょう。

つまり、内定を貰ってから退職を伝えるので、入社日の調整は臨機応変に対応してくれと言っておくんです。

そうしないと、「自分の都合」と「今の保育園の都合」と「次の保育園の都合」が合わさってメチャクチャになってしまいます。

こういう交渉ごとが苦手な保育士さんは、転職エージェントに任せるのが楽でおすすめです。

というより、今は転職エージェントを使うのが主流になってますね。

転職エージェントは、保育士さんは無料な上に、色々してもらえますので使わない手はないですからね。

保育園を辞めるしかない環境を作ったら

あとは、退職願か退職届を出して、退職日を決めるだけです。

引き止められても、「次が決まってますので…」で通せば良いです。

それでも言いづらい。それでも引き止められる。という場合は、最近流行のサービス「退職代行」を使うと良いです。

特に今まで退職の経験がない人、少ない人は、やはり退職にエネルギーを使います

分からないことも多いでしょうし、辞表と退職願と退職届の違いも分からないと思います。

次の仕事が決まれば、何が何でも辞めるという気になると思いますが、相手もあの手この手で攻めてきます。

そうすると、若い保育士さんや気弱な保育士さんは言い負かされてしまいます。

転職エージェントと違い、退職代行はお金がかかりますが、退職する際のストレスを激減できるので、おすすめです。

おすすめの退職代行サービスを2つご紹介しておきますので、検討してみてください。

さいごに:保育士は自分一人で頑張らなくて良い

私も転職エージェントの資格はありますし、相談も受け付けています。

それにおすすめの転職エージェントもたくさんありますし、今では退職代行サービスもあります。

自分一人で頑張ると、今回の辞められないという状況に陥ってしまったり、ストレスで心や体を壊してしまうこともあります

現状維持が好きという、人間の困った習性もあります。

でも、色々な人の力を借りれば、行動を起こすことが容易になります。

私をはじめ、色々なサービスをぜひ使ってみてください。

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