ブラック保育園ができるまで…|ブラック保育園にも種類があります

ブラック保育園ができるまで…|ブラック保育園にも種類があります

ブラック企業、ブラックバイト、ブラック保育園など、様々なブラックが世に蔓延しています。

普通に考えるとブラック経営の場合、遅かれ早かれ会社が潰れそうなのですが、なぜブラック経営をするんでしょうか?

ブラック企業やブラック保育園をなくすためには、私たちがブラックで働かないこと・利用しないことが重要です。

今回は、保育園の経営・人事を10年経験後、会社を立ち上げ保育園コンサル・転職エージェントとして活動している私が、保育園がどうやってブラックになっていくのかをお話します。

ブラック保育園を見極める方法

”法違反があるか?”がブラックかどうかの見極めポイントです。

分かりやすい法違反と分かりにくい法違反があり、一般の人には判断が難しいことも多いです。

まずは、ブラック要素を羅列します。これに当てはまればブラックと言えます。

◆ブラックのよくある法違反

  • サービス残業、持ち帰り残業がある(給料未払い)
  • 求人票・雇用契約書・就業規則などが偽りである
  • ハラスメントが横行している
  • 施設整備をしない(壊れても直さない、職員に持ち出させる)

これに当てはまる場合はブラックです。

ブラック保育園に入社しないためには、できる限り事前に見学に行って、施設や職員の様子を確認しましょう。

さて、上記の法違反だけでもやっかいですが、大抵は以下のようなオマケがついてきます。

◆法違反に加ええついてくるブラックオマケ

  • 精神論が多い(人材育成やモチベーション維持の方法が気合いのみ)
  • 良い人や素直な人を洗脳して(責任感を煽って)辞めないようにする
  • 頑張っても、給料を上げない

やりがいだけで働かせるやりがい搾取というヤツですね。

しかし、保育士不足の現在の社会では、ブラック経営だと保育士確保ができずに潰れてしまう可能性があるのに、なぜブラック化しているのでしょうか?

【種類別】ブラック保育園が出来るパターン

ブラック保育園は、前述の要素があればブラックです。ただし、ブラック保育園になるまでには色々なパターンがあります。

大いなる勘違い精神でブラック経営

夢を追いかけて立ち上げた、小規模の会社でよくあるパターンです。

創業メンバーは、”当立ち上げた喜び”や”軌道に乗せること”に夢中で、給料を度外視して働きます。

創業メンバーは、夢を見すぎてアドレナリンがドバドバで興奮していて、周りが見えていません。

新しく入ってきた職員は、その理解できない熱意についていけません。ついていけないと話しても、嬉々として夢や目標を語るだけ。

創業メンバーは、「これだけ楽しくやりがいのある仕事なのだから、お前も楽しいだろ!?やるぞーー!!」とトランス状態なのです。

やりがい搾取の典型ですので、早く見切りをつけると良いでしょう。

時代についていけずにブラック経営化

古き良き時代を守るフリをして、新しいものを取り入れられない勉強不足なだけの経営陣がいる保育園がこのパターンです。

ネットやPCの普及、新しい商品…。状況は年々変化しています。

いつまでも手書き。パソコンも園に1台だけ、勤怠管理(タイムカードとか)もずさん。

給料も計算ミスする。シフト管理もめちゃくちゃ。

どんどん簡単にこなせるように変化しているのに、時代に対応できないと、保育士には負担がかかります。

そして、その不満を伝えても「自分たちはこれだけやってきた!」と、時代錯誤を全開したドヤ顔で相手にしてくれません。

経営陣が変わったりして新しい風が入らないと、ブラックなままです。

どんどん時代に取り残されていきますので、別の保育園に行った時、あなたは浦島太郎状態になるかも知れません。

潰れるのでブラック化

経営が下手過ぎて、倒産寸前…。

ブラック保育園にならないと、潰れてしまう!!」というパターンですね。

ブラックにならないと潰れるというのはどういうことか?

一番分かりやすい例でいくと、おもちゃなどにお金をかけず、保育士に残業代を払わなければ、支出を大幅に減らせますよね?

保育士に給料を払わないんですから、めっちゃ儲かるに決まってます。

そんな保育園は、遅かれ早かれ潰れると思いますから、最後まで見届ける必要はありません。

しかし、本当にすぐに潰れる場合は、会社都合の退職になりますので、少しお得な場合もあります。

ただ、ブラック化して意外と粘るかも知れませんので、原則として逃げる方向で。

儲ける為にワザとブラック経営

本当にこの世から消えて欲しいタイプのブラック保育園です。

先ほどの、潰れるからブラック化した保育園より更に悪質で、儲けるためにワザとブラック化している保育園です。

ブラック経営が儲かるのは、もうお分かりの通り、サービス残業をさせて給料を払わないし、施設整備もしないからです。

給料を違法に払っていないので、正確には儲かっているとは言えないですが、お金のことしか考えていないので、入社したらすぐ分かると思います。

嘘の法律や規則を教え込もうと洗脳してきますし、間違った常識を植え付けられます。

長く在籍するほど頭がおかしくなりますので、ブラックだと発覚した瞬間に退職するのが良いでしょう。

おわり

ブラックは悪ですが、ブラックにも一応は種類があり、自分達がブラックだと気づいていないこともあるんですね。

人は騙されやすい生き物ですので、今日の記事を参考にブラックに洗脳されないように注意してくださいね。

ブラック保育園の根絶のためにも、なるべくブラック保育園に入社しないこと、ブラック保育園に入社したら出来るだけ早く辞めることを心がけましょう。

とは言え、入社前はブラック保育園は見極めが難しいです。

転職エージェントを使ったり、面接前に見学に行ったりして、頑張って見極めましょう。

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